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ヨガインストラクターが教える!ホットヨガで頭痛が起こる原因と対処法

杏樹
記事の著者:杏樹

今や、女性だけでなく男性にも人気となっているホットヨガ。美容やダイエットなど身体に良いこと尽くしの効果をもたらしてくれますが、たまに頭痛がする、意識が朦朧としてきた、吐き気に襲われたなどの症状に見舞われた人がいるという話を耳にします。

どうしてホットヨガで頭痛が起きてしまうのでしょうか?今回は、ホットヨガで頭痛が起こる原因と対処法を紹介します。原因と対策法を知ることで、よりホットヨガを楽しんでください。

ホットヨガで頭痛が起こる原因

ホットヨガで頭痛が起きてしまう原因には、大きく3つの原因が考えられます。原因を抑えておくことで、頭痛を防ぎましょう。

水分不足による脱水症状

ホットヨガは室温が39度前後、湿度60%前後に保たれた空間の中で行うヨガです。真夏よりも高い気温、高い湿度の中で行うヨガなので、普段まったく汗をかかない人でも、大量の汗が出ます。

ただ、ここで注意すべきは、人間の身体は6%の水分を失うと、頭痛や呼吸上昇、脱力感といった症状が出始めること。インストラクターの指示にしっかりと従い、必ずレッスン前・中・後と充分な水分補給を行ってください。

ミネラル不足

ホットヨガは、高温多湿な環境です。この閉ざされた環境下でポーズをとっていくことで、日常では排出しづらい身体の老廃物を出すことができます。

しかし、その分、体内のミネラルも必要以上に出てしまうことがあるので注意も必要です。とくに汗をかくと失われやすいのが、マグネシウムとナトリウムです。不足すると、頭痛や意識を失うといった身体の不調を引き起こすと言われています。

私達の体の中では、マグネシウムとナトリウムを作りだすことができません。レッスン中、持参している水分に塩をひとつまみ入れたり、あるいはスポーツドリンクなどで、積極的にミネラルを補給してあげましょう。

呼吸が浅くなることによる酸欠

ホットヨガの高温多湿な環境では、非常に呼吸がしづらいです。そんな中で、ポーズをとることに意識を集中させると、呼吸が浅くなったり止まってしまうことがあります。

呼吸が浅くなると血液中の酸素が減り、脳に充分な酸素が行きわたらず、身体は酸欠状態になってしまうのです。この酸欠状態が、頭痛、立ちくらみ、めまいを起こしたりします。ポーズを取ることも大事ですが、まずは先に呼吸をすることに意識を向けてレッスンに励みましょう。

対処法

ホットヨガの前に行う対処法としては、食事がポイントになります。1~2時間前に、食事を終わらせるようにしてください。直前に、胃に物を入れて満腹状態でホットヨガを行うと、気分が悪くなることがあります。仕事やスケジュールの都合で不可能な場合は、バナナやヨーグルト、スープなどの胃に負担のかからない消化の良いものを取ることをおすすめします。

もし、ホットヨガ中に頭痛が起きたときは、チャイルドポーズでお休みしてください。休んでも良くならないときは、レッスンを途中退室させてもらい、外で深呼吸を行ないましょう。

代謝アップ効果や冷え性の改善など、女性の悩みを体質から改善してくれるホットヨガ。老廃物も出してくれるので、デトックス効果から美肌効果も。ただ、アウトプットするにはインプットが必要です。つまり、汗を出すには水分を入れること。

美も健康もバランスが必要なので、片方だけに意識を向けて調和を乱さないよう注意してください。快適なホットヨガの時間を過ごしましょう。

この記事の執筆者・監修者

杏樹

杏樹

「バランシス」インストラクター 。 「バランシス」とは、ヨガ・ピラティス・ストレッチ・太極拳などのポージングをベースに、メンタルや食事など、内面的要素も同時に取り入れ、精神と身体の調和を維持する美と健康の総合バランスラボです。美や健康は、片側だけ取り入れても一時的な表面性しか生まれません。動き・食・精神の調和とバランスの中心点を見つけだすことが、真の美と健康の維持であるとバランシスでは考えています。あなたに合ったベストバランスポイントを一緒に探求してみませんか? 【Instagram】ANJU