肩・僧帽筋のツボを押して、肩こりをセルフケアしよう。

RELAX LAB編集部
公開, 更新 , 部位別:ツボ押しの秘訣

体の不調は、ツボを押したときの痛み・硬さ・赤みから知ることが可能です。肩・肩にある筋肉の僧帽筋に存在するツボは、全身の不調に効果があるため、セルフケアでコンディションを整えたい人にピッタリです。

ここでは、肩・僧帽筋にあるおすすめのツボを紹介します。寝る前のリラックスタイムや仕事の休憩中にツボを押し、不調を改善しましょう。

肩こりの改善には、肩井(けんせい)

肩井は肩を上げる筋肉と関係が深いツボで、肩から背中にかけて生じるコリに効果があります。首こり・頭痛・歯の痛み・四十肩・五十肩・神経疾患などに悩んでいる人におすすめ。

ツボの場所と押し方

肩井は、うつむいたときに出っぱる首のつけ根の第7頸椎棘突起(だいななけいついきょくとっき)と、肩先の肩峰(けんぽう)を結んだ中間で、肩の中心にあたる部分です。中指または中指を中心とした3本の指をツボにあて、垂直に押しましょう。

肩・首・背中のこわばりには、曲垣(きょくえん)

曲垣を押すと、肩や首の気血の流れが良くなり、酸素や疲労物質が筋肉から排出されることで、コリの解消につながります。首や肩のコリがひどく、背中までこわばっているときに効果的。

また、寝違えから起こる肩のこわばりを和らげる効果もあります。そのほかに、五十肩や肩こりの緩和に有効です。

ツボの場所と押し方

場所は、肩甲骨の内側のくぼみから2cmほど上に位置しています。人差し指や中指の先を曲垣のツボにあて、腕全体の重さで手前に引くように指圧してください。

皮膚疾患には、肩ぐう(けんぐう)

肩ぐうは、皮膚疾患の改善に効果的なツボ。アトピー性皮膚炎や湿疹は、自律神経のバランスが崩れることで起きる疾患と考えられています。肺経の働きに異常があるため、大腸経の流れをスムーズにする必要があるのです。また、肩ぐうは、痒みを取りたいときにもおすすめ。

ツボの場所と押し方

片方の腕を地面に水平になるように真横に上げ、肩と腕の境目辺り、やや前方にくぼみが肩ぐうです。押したときに痛みを感じるはず。親指を使い、ソフトな力で刺激してください。

風邪のひきはじめには、大椎(だいつい)

大椎は、手足の陽経(ようけい)が交わることから、体の表面的な機能を高める効果があると考えられているツボです。風邪から体を守るには、大椎のお灸が効果的。

風邪を引きやすい人・風邪の引き始めで寒気がする場合は、大椎の温灸やホットタオル・カイロなどで温めるのがおすすめです。

ツボの場所と押し方

場所は、第7頸椎と第1胸椎の棘突起との間にあります。首を前に曲げたとき、首と背中の付け根に飛び出る椎骨があり、それが第7頸椎の棘突起です。親指を使って、優しく刺激しましょう。

頑固な肩こりには、膏盲(こうこう)

肩から肩甲間部にかけてコリが強い・慢性的な肩こりに悩んでいる場合は、膏肓をゆっくりと指圧するのがおすすめです。

膏肓の膏は心臓の下の部分、膏肓の肓は横隔膜の上の部分を指し、病気がそこに入ると簡単には治らないと言われる部位。そのため、昔から病が深くて難治であることを「病膏肓に入る」と言います。

膏肓は、慢性化した治りにくい病状に効くという意味から命名されているのです。

ツボの場所と押し方

場所は、背中の肩甲骨内縁の中央にあります。息を吐くタイミングにあわせて、優しく押しましょう。強い指圧は圧迫骨折を起こす恐れがあるので、力加減には注意してください。また、温灸も効果的です。

僧帽筋に有効なツボ(反射区)は、足の付け根にもある

ツボは神経を通して、内臓など体のさまざまな部位とつながっているため、神経の交差点とも呼ばれています。僧帽筋につながるツボは、足の付け根あたりに位置しており、そこを刺激することで肩こりの緩和が可能に。

ツボの場所と押し方

場所は、足の指全体の付け根から指3本分ほど下です。親指の腹を使って、指の付け根からしっかりと刺激してください。

関連する記事

温めて解消しよう。肩の痛みの原因は、血行不良だった。

仕事や生活習慣が原因で、肩の痛みや肩こり、五十肩に...

2019年07月18日, 部位別:ツボ押しの秘訣

肩とその周辺をマッサージして、悩ましいコリを効果的に解消しよう。

パソコンやスマートフォンの普及によって、肩こりに悩...

2019年07月24日, 部位別:ツボ押しの秘訣

肩こりが原因で頭痛に。血流を促進し、症状を改善するツボも紹介。

普段からひどい頭痛で悩んでいる人も多いはず。その痛...

2019年07月18日, 部位別:ツボ押しの秘訣