ツボの押し方とは?時間やタイミングを知って、効果を実感しよう。

RELAX LAB編集部
公開, 更新 , マッサージ

東洋医学では全体に365個のツボ(経穴)があると言われ、足は第2の心臓と呼ばれるほど、たくさんのツボが集中しています。

ツボを押すことで気の流れが良くなるだけでなく、血液やリンパの流れも改善することが可能です。さらに人間の体が本来持っている自然治癒力を高めることができるので、不調の改善や病気の予防につながります。

ここでは、代表的に悩みやすい体のトラブル別に、道具を使わず自宅で簡単にできるツボの押し方を、写真とともに紹介。ツボ押しを習慣にして、毎日を健康に過ごしましょう。

むくみに有効なツボ

むくみの原因は、体内に滞った余分な水分です。血液やリンパの流れが悪くなると、余分な水分が体外へ排出されず、体全体にむくみが出てしまいます。

そんなときは、泌尿器系のツボを刺激して、余分な水分を体外へ排せつさせることで、むくみを解消しましょう。足裏にある湧泉のツボがおすすめです。

ツボの場所と押し方

湧泉の場所は、あぐらをかいた状態で足裏を縦にしたとき、土踏まずの上辺りにある凹んだ箇所。両方の親指を使いながら、痛気持ち良いと感じる強さで、呼吸に合わせてゆっくり押してください。これを1~2分繰り返します。

全身の血行促進に効果的な湧泉のツボは、万能ツボとも呼ばれ、むくみ以外にも冷え性・便秘・自律神経を整える、などさまざまな効果が期待できます。

肩こりに有効なツボ

疲労物質が筋肉に溜まって血行が悪くなることで生じる肩こり。目の疲れから内臓疲労まで、肩こりになる原因はさまざまです。

足の付け根辺りに、僧帽筋(そうぼうきん)と呼ばれる肩周りの大きな筋肉につながる反射区があり、そこを刺激することで肩こり解消につながります。

ツボと反射区の違いとは?

足ツボとリフレクソロジーでは、足裏を主に施術するという共通点はありますが、気の流れ道である経絡「ツボ=点」を刺激する足ツボに対し、リフレクソロジーは体の臓器や器官と連動した「反射区=エリア」を刺激します。よって、ツボ押しと合わせて反射区を刺激すると効果的です。

ツボの場所と押し方

足の指全体の付け根から指3本分ほど下に反射区が位置しています。親指の腹を使って、指の付け根からしっかり刺激していきましょう。

腰痛に有効なツボ

重いものを持ったり、デスクワークで座りっぱなしの状態が続くなど、腰は日常生活で負荷がかかりやすく、痛みを感じることの多い部位です。腰痛を解消するには、崑崙(こんろん)と呼ばれるツボがおすすめ。ギックリ腰など急性腰痛にも効果的です。

ツボの場所と押し方

崑崙は、かかとの外側でアキレス腱横のみぞに位置しています。親指を使って、深呼吸しながら息を吐くタイミングでツボを押さえましょう。

また、腰痛の症状を訴える人の多くは、膝裏にあるリンパ節周辺が硬く、触れるとしこりのような部分がある場合が多いので、無理に押したり揉むことは控えましょう。痛気持ち良いくらいの力加減で膝裏をマッサージし、リンパの流れを促しましょう。

冷え性に有効なツボ

女性が悩みやすいトラブルに、冷え性が挙げられます。改善するには、血流を促進し体温アップに効果的なツボを刺激することが大事。冷え性の改善に役立つツボは、八風(はっぷう)です。末端冷え性や自律神経のバランスを整える効果を期待できます。

また、ツボ押し以外にもゆっくり湯船につかる、お湯と水を交互に浴びる温冷浴や足浴など、日々のケアを積極的におこなうことが大切です。

ツボの場所と押し方

八風は、足の指と指の間近くに位置しています。8秒以上少し強めに押すのがポイント。ゆっくりと時間をかけて10回~15回押してください。

便秘に有効なツボ

便秘は、毎日にストレスや偏った食生活、食べ過ぎや、運動不足など様々な原因で生じると考えられています。小腸・大腸のツボを刺激し、動きを活発にすることで老廃物の排せつを促しましょう。

足裏に位置している内臓の反射区を刺激するのがおすすめ。この辺りは便秘や腸が疲れているとき、ゴリゴリと固くなりやすいエリアです。

ツボの場所と押し方

足裏で、親指下の出っ張っている骨の下辺り~土踏まずにかけて内臓のツボ・反射区が集中しています。手をグーにして第2関節全体を使い、土踏まず周辺を上から下に向かって流していきましょう。

ツボ押しの時間と注意点

ツボを押すときは、1つのツボにつき5~10秒ほど押した状態をキープするのが良いと考えられています。体の状態によってはツボ押しを避けるべきタイミングがあるので注意しましょう。

飲酒時

飲酒した状態でツボを刺激すると、血行が良くなってアルコールの回りが早くなってしまうため、体に悪影響を与えてしまう可能性があります。

発熱時

発熱時にツボを刺激してしまうと、血液循環が良くなって熱をさらに上げることに。高熱があるときはもちろん、微熱があるときも避けましょう。

安定期に入るまでの妊婦、および流産の経験がある妊婦

ツボ押しによって、子宮を刺激する恐れがあります。流産につながる可能性があるので、ツボ押しをしたいときは専門家の指示を仰ぐことが大事。

血圧が不安定な時・重い病気にかかっている時

薬を服用するくらいの高血圧や、極度の低血圧でツボを刺激すると、急激な血圧の変化につながるため体には負担です。また、糖尿病や血栓症、がんのほか、胆石や腎臓などの病気にかかっている場合も、ツボ押しは避けてください。

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